この記事では、11月6日におこなわれた2019-20シーズンUEFAチャンピオンズリーグ第4節バルセロナVSスラヴィアプラハのマッチレビューを書いていきます!
前節、バルセロナはアウェイでスラヴィアプラハに1-2で辛勝しました。
勝利したもののスラヴィアプラハのリスクを背負った攻撃に大苦戦を強いられました。
また、残念ながら試合終了後のバルセロナのロッカーの使い方に批判が集まっています…
こういう部分に関してはプロとして手本となる行動を示してほしいものです…
第3節までの結果はこの通り!
バルセロナが勝ち点7で単独首位!
この試合に勝利出来ればグループリーグ突破はほぼほぼ確実なものとなるでしょう!
スターティングイレブン
バルセロナ
スアレスは前節レバンテ戦で負傷し欠場。
左にデンベレ、中央にグリーズマンという布陣です。
そして、ここが理由不明ですがアルトゥールがベンチメンバーにも入っていません。
スラヴィアプラハ
前節4-4-2の形から、4-1-4-1のような布陣に変更してきました。
前節効果的な攻撃でバルセロナを翻弄したマソプスト、オラインカはそのまま起用となります。
前節とのメンバー変更は12番ゼレニーに代わり27番トラオレがスタメン起用されたことくらいですね。
試合まとめ
スタッツ
スタッツ | ||
バルセロナ | 0-0 | スラヴィアプラハ |
62% | ボール支配率 | 38% |
14(6) | シュート数(枠内) | 5(0) |
650(85%) | パス(成功率) | 377(79%) |
6 | コーナーキック | 9 |
スタッツを見る限りはバルセロナが優勢に試合を進めているように見えます。
が、しかしそんなことはありません!笑
確かにバルセロナがボールを持つ時間帯は多かったですが、スラヴィアプラハのゴールを脅かすような攻撃は何度かしか見られませんでした。
前半34分にメッシのドリブルからそのまま打ったシュートはクロスバー直撃。
この場面は一番「おっ!」と思った場面かな?
スラヴィアプラハは守備時には5バックになりDFラインからFWまでの間を非常にコンパクトに狭く保つ。
結果、バルセロナは中盤の3名でゲームを作ることが出来ずDFから直接スルーパスで切り込んでいくような場面ばかりが目立った。
おそらく、このリスクはスラヴィアプラハも承知でやっていたと思われますので、大きく決定機となりえる場面はほぼありませんでした。
結局中盤3名も相手の最終ライン付近に立ち6トップのようなよくわからないポジションを強いられていました笑
一方のスラヴィアプラハの攻撃はボールを奪ったあとの攻撃が早い!
バルセロナは先に書いたように前線に中盤選手も張っており、状況によってはセメド等も上がっている場面があったので、数的不利な状況も作られてしまう!
もし、スラヴィアプラハに世界トップレベルのストライカーが一人いたらこの試合は負けていたのかなーと思います。
試合ハイライト動画
この試合バルセロナ選手の評価点
それでは、この試合sofascore上の評価点です!
バルセロナ選手の評価点 | ||
DF | ジェラール・ピケ | 7.8 |
DF | クレマン・ラングレ | 7.6 |
MF | アルトゥーロ・ビダル | 7.5 |
MF | フレンキー・デ・ヨング | 7.1 |
FW | ウスマン・デンベレ(OUT65’) | 7.1 |
DF | ネルソン・セメド | 6.9 |
GK | テアシュテーゲン | 6.9 |
MF | セルヒオ・ブスケツ(OUT68’) | 6.9 |
DF | セルジ・ロベルト(IN46’) | 6.9 |
DF | ジョルディ・アルバ(OUT46’) | 6.8 |
FW | リオネル・メッシ | 6.8 |
FW | アンス・ファティ(IN65’) | 6.6 |
FW | アントワーヌ・グリーズマン | 6.7 |
MF | イヴァン・ラキティッチ(IN68’) | 6.7 |
ネルソン・セメド
右サイドから、積極的な上がりを見せ攻撃に絡む場面が多く見られた。
試合終了後バルデルデ監督から、何かと指摘されていたが個人的にはこの試合相当目立っていたと思う。
ジェラール・ピケ、クレマン・ラングレ
二人のCBはこの試合何度もスラヴィアプラハの攻撃を跳ね返した。
この試合の評価バルセロナ選手では1位と2位であることは無失点の成果です!
グリーズマン
メッシとの連携が上手くいかず、CFとしての役割を果たせていなかった。
低い場所で守備に貢献することもあるが、バルセロナに求められている姿勢とは違うなと感じる。
ちなみに
この試合一番評価点が高かったのはスラヴィアプラハGKコラーシュ選手9.0です!
まとめ
⏰ 試合終了!
⚽ FC バルセロナ 0-0 スラヴィア・プラハ
🔵🔴 #BarçaSlavia pic.twitter.com/6OXOZH4Rap— FC Barcelona (@fcbarcelona_jp) November 5, 2019
スラヴィアプラハに失礼な表現であることは承知で、バルセロナはこのグループFでおこなわれる6試合の中で一番取らなければならない試合を落としてしまった。
残り2試合で突破を確実なものとするためには、ドルトムント、インテル相手にどちらかで勝利を収めなければならない!
一つネガな情報としては、ピケがこの試合で得たイエローカードで累積警告が溜まり次節出場出来ません!
次節はホームカンプノウでドルトムント相手になりますがDFリーダーが出場出来ないのは本当に痛い!
この試合の修正とドルトムントへの対策を万全として次節勝利しベスト16進出を決めてほしいです!